ニホンヒキガエルの飼い方や飼育方法について(その②)

こんにちは

今回は、ヒキガエルの卵やおたまじゃくしについて紹介しようと思います。

● ヒキガエルの産卵時期は?

● 卵からおたまじゃくしになる課程がおもしろい!

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ヒキガエルの産卵時期は?


産卵場所は 池沼、水たまり、水田など

卵は長い紐状の卵塊に包まれており  

中にはなんと 1,500-14,000個の卵が!


そして数百匹もの個体が一定の水場に集まり、

数日から1週間の極めて短期間に集まり繁殖することから

ガマ合戦蛙合戦 と言われています。


子どもの頃、わたしの実家のほうでは田植えをするために田んぼに水を入れる頃から夏頃まで

夜は カエルの鳴き声の大合唱が響きわたっていました。

窓を開けると 本当にすごい鳴き声で 夜は眠れないくらいでした。


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繁殖の時期は、1-3月の繁殖例、3-4月の産卵例があり

幼生は1~3か月でカエルに変態します。


また 1500~14000個の卵が全て カエルになることはありません。

おたまじゃくしはタンパク源としても栄養があり、天敵もたくさんいます。

ヤゴやゲンゴロウ、鳥や魚 そしてカエルからも食べられる事があるようです・・・


卵からおたまじゃくしになる課程がおもしろい!


卵からおたまじゃくしになるまで 観察したことがあります

その時の状況を書きたいと思います


【卵の孵化の流れ】


●産みたて

ゼリー状の中に卵がある


●5~6日

水温によりますが孵化が近くなるとゼリー状が溶け出し、

黒い卵が飛び出してきます


●数日後

ゼリー状の上に乗り分裂をしながらオタマの形になります。

このとき あまり動きません。

あれっ 大丈夫かなと不安になってもそのまましばらく見守ります! 

卵が入っていたゼリー状は おたまじゃくしが食べて大きくなりますので

ゼリーはそのままにしておきます。


5日間ぐらいは卵の外に張り付き動きません。

少し大きくなれば 他の卵から離れ水槽などの側面に張り付きますが

やはり あまり動きません。


数日後 更に大きくなれば動きだして 

また卵が入っていたゼリー状を食べて大きくなります。


更に大きくなれば自由に動きだし オタマジャクシになります。


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めだかも飼育しているのですが、 メダカは卵から稚魚が生まれて

すぐに元気に泳ぎ始めます。

おたまじゃくしもすぐに泳ぐのかと思っていたので

なかなか動かない時は、死んでしまっているのかと思ってしまいました。

もしも、蛙の卵からおたまじゃくしになる様子を観察しようと思ったら

なかなかすぐには動かないということ知っておくといいかもしれません。


また おたまジャクシを飼育する際は、床などに赤玉土を入れ

酸素を少なめに入れてください<水流が出来ない位>

そうすることでカビが生えませんでした。


今回は 卵からおたまじゃくしになる様子を書きました。

都市部では、田んぼも少なくなり、

なかなかおたまじゃくしの卵を見ることもなくなりました。

小さなお子様と一緒に観察するのもいいかもしれないですね

この時期だけ、楽天 ヤフオクで おたまじゃくしの卵販売しています。








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